私は営業が本職でしたが、パッケージ形態を考案する事が好きで、開発した形態の中には全産業が対象のグッドデザイン賞を受賞した特許形態もあります。
形態考案に際して、特許切れ形態集の本や自ら調査した特許公報を参考にしていましたが、日常の実務をこなしながら、手間ひまがかかる検索作業は、なかなかできませんでした。
だれでも簡単に必要な特許公報にアクセスできるツールがあればと思い、今回、国内外の紙器・段ボール・ディスプレイ・マルチパックの5000件の公報を160分野に分類したデータベースを作成しました。
特許切れ形態集にあるような20年以上経過した公報の代表図面サムネイルも2000件掲載しており、これは、そのまま使用できます。眠っていた技術を発掘してグッドパッケージング賞を受賞した例もありますので、このデータベースのサムネイルだけ閲覧する事もお勧めします。
紙器と段ボールに大別しましたが、他業界の特許技術もたいへん参考になります。マイクロフルートは、紙器と段ボールの中間に位置しますが、クラウン・パッケージ殿の公報は、紙器では機能別に、段ボールでは形態別に分類し、あえて紙器と段ボールに重複して掲載しました。
経過項目の権利状況は、変化している場合があります。
例)特許権継続中→年金不納、拒絶査定→分割出願→特許取得 など
最終的には皆さんご自身で J-Plat Pat の「経過情報」タブで権利状況を必ず確認してください。
当社は、最終未確認によるトラブルには対応できません。
データベース情報は、毎年、4月に更新をしていく予定です。20年経過した公報の代表図面サムネイルや新たに出願された公報などを追加していきます。
この公報を掲載して欲しいとか、このジャンルの新たな分類が欲しいなどのご要望があれば、是非、お問合せからご連絡ください。